Webマーケティングって、聞いたことあるけど「何から始めればいいの?」という方も多いのではないでしょうか。
広告、SEO、SNS、オウンドメディア運営…手法はたくさんあるけれど、どれを選ぶかによって得られる成果はまるで違います。
だからこそ重要なのは、「今の自社の目的」に合った戦略を選び、フェーズに応じて正しく打ち手を考えること。
本記事では、Webマーケティングの基本から、目的別・フェーズ別に必要な施策まで、全体像をスッキリ整理してご紹介します。
まず押さえておきたい:Webマーケティングとは?
ざっくり言えば、「Webを使った集客と販売の仕組みづくり」です。
ユーザーをWebサイトやSNSに集めて、商品やサービスを知ってもらい、最終的には購入やお問い合わせなどのアクションへとつなげていく。これがWebマーケティングの流れです。
目的はさまざまで、
- 認知拡大
- ブランディング
- コンバージョン(資料請求・購入など)の獲得
- 採用活動の支援
など、企業によって異なります。だからこそ、「何を実現したいか」が出発点になります。
【STEP 1】戦略立案前の“3つの準備”
いきなり施策を始める前に、まずこの3つを整理しましょう。
- 目的を明確にする
→何を達成したいのか?「売上アップ」「採用強化」など、ゴールを決めておく。 - ターゲット・ペルソナを設定する
→“誰に届けたいのか”を明確にして、その人がどこにいるか、何に悩んでいるかを知る。 - 自社と競合を調査する
→自社の強み・弱み、競合の施策を把握して、差別化のポイントを探る。
これらを定めておかないと、無駄な広告費を使ったり、成果につながらないコンテンツを量産してしまったりします。
【STEP 2】フェーズ別に見る!Webマーケティング戦略の流れ
ユーザーが商品を知り、興味を持ち、検討して、購入に至るまで――
この「消費行動プロセス」に合わせて、マーケティングも段階的に設計していきます。
フェーズ①:認知を広げる
まずは、存在を知ってもらうところから。
おすすめ施策:
- SNS運用(TikTok, Instagram, Xなど)
- ディスプレイ広告(画像バナーなど)
- 純広告(メディアへの掲載型広告)
- プレスリリース
ここでのポイントは「接触回数」。人は繰り返し目にする情報に親しみや信頼を感じやすくなります(=単純接触効果)。
フェーズ②:見込み顧客を集める
ニーズが芽生えた人たちに、自社の情報を“見つけてもらう”ステージ。
おすすめ施策:
- SEO(検索エンジン最適化)
- リスティング広告(検索連動型広告)
- SNS広告(ターゲットに絞って届ける)
- 比較サイトへの掲載(購買意欲の高い層にアプローチ)
ここで重要なのは「検索される準備」。ユーザーが探しに来た時に、あなたの情報が表示されるようにしておきましょう。
フェーズ③:見込み顧客を育てる
接点はあるけれど、まだ購入に至っていない人を「その気にさせる」ための段階です。
おすすめ施策:
- メールマーケティング(ステップメールなど)
- ウェビナー(セミナーで信頼獲得)
- サービス資料・カタログ(自分で比較できる材料を提供)
- リターゲティング広告(訪問経験者に再アプローチ)
このフェーズでは、“買う理由”を与えてあげるのがカギ。押し売りではなく、「いま知ってよかった」と思ってもらえる情報を届けましょう。
まとめ:マーケティングの地図を持とう
Webマーケティングは、やみくもに手を打つものではなく、「誰に」「どのタイミングで」「何を伝えるか」をしっかり設計してこそ成果が出ます。
まずは、ゴールと顧客像を明確にすること。
次に、そのゴールまでの道のりをフェーズに分け、それぞれに合った施策を選ぶこと。
この「地図」があるだけで、迷わず着実に成果へ近づいていけるはずです。
■ cofucoma.net
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